====== 第1話「Let's study ture love」 ====== ※序盤の事務所内での会話のみ。オープニングの続き ; イヴ : クラリスさんの残した「シスター」は、「姉妹」と訳すのが正解……ということでしょうか~? ; 柚 : そう!クラリスサンはイヴサンと聖チャンに、「心は姉妹たれ」とお告げをくだされたのだっ!それこそ、すなわち「シスターの心」! ; 美優 : 少し、楓さんに近いものを感じますが……。 ; 聖 : え、えっと……じゃあ……。イヴさんが……私の…………おねえちゃん? ; 柚 : はい!いただきました!聖チャンの「おねえちゃん」っ! ; 桃華 : もうっ、柚さんったら!シスターはシスターでも「姉妹」のほうではなく、クラリスさんのような方のことでしょう。 ; 柚 : テヘペロ☆ ; 桃華 : ともあれ、いまのわたくしなら、ヒントを差し上げられるかもしれませんわね。ちょうどわたくし、「シスターの心」について実感していたところでしたの。 ; 美優 : さっき、お話していたんですよね。桃華ちゃんのおうちでは、クリスマスにホームパーティを開くって。 ; イヴ : ホームパーティ!ふむふむ、素敵ですね~。家族でま~るくなって、こたつでお鍋を囲んだり~? ; 美優 : いえ、きっと、そういう規模では……。 ; 桃華 : 毎年恒例、使用人のみなさんへ感謝を込めたパーティーですの。すべての方々に、平等に、あまねく、すみずみまで愛をお届けする。わたくしもその心を学んでいる最中なのですわ。 ; 桃華 : クリスマスという日に大切なのは、そういうことではないかしら。「シスターの心」、それすわなち、「博愛の心」だと私は考えますの! ; イヴ : Ho~、Ho~。なるほどなるほど~!あまねく愛をプレゼント、ですか~♪ ; 聖 : お話……聞いてもらって、よかったです……!愛についてなら……やっぱり、桃華ちゃんですね……! ; 桃華 : うふふっ?いえいえ、それほどでもございませんわ? ; 柚 : で、さっきまで美優サンが具体的な相談に乗ってたんだよね。パーティーのホストとして、何か楽しい余興はないカナってさっ。ちなみに、柚チャンの答えは~……こうっ!鼻眼鏡! ; 桃華 : それは……愛が試されるアイテムですわね……。 ; 柚 : そこは、「博愛の心」を持って頑張ろーっ! ; イヴ : 「博愛の心」……。誰にでも、別け隔てなく平等に、プレゼントがいきわたるよう、届ける気持ち……。 ; 聖 : 「博愛の心」……。自分のできることを、みなさんにせいいっぱい、与えたい気持ち……。 ; 美優 : ふふっ。何かヒントを見つけたみたいですね。これくらいの子は、なんでもすぐに吸収して成長する。羨ましくもあり……素敵でもありますね。 ; 桃華 : ううん……。……鼻眼鏡……博愛の心……。