====== クラリスさんの懺悔室 ====== === ラジオ収録中 === ; クラリス : ……せーの♪ ; 3人 : 「ラジオで♪クラリスさんへの懺悔」~! ; クラリス : ということで...…私、クラリスが、ラジオでもリスナーのみなさんの懺悔を聞き届けていこうと思います。ゲストは、このおふたり。 ; 大西由里子 : 大西由里子だじぇ~! ; 大原みちる : フゴッ!フゴゴ……ゴクン。大原みちるですっ! ; クラリス : 今日はおふたりが来てくださって、とても頼もしいですわ。 ; 大西由里子 : すごい量の懺悔メールが届いてたもんね。みんな、悔いてるねぇ。 ; 大原みちる : でもあたしたち、本当にお話を聞くだけでいいんですか? ; クラリス : ええ。ですが、その前に……おふたりからも懺悔したいことがあると聞いています。 ; 大西由里子 : さっそくきた! ; 大原みちる : フゴゴゴゴ……! ; クラリス : ああ、けれど無理に話す必要はありませんよ。自分が必要だと思ったときに、語り始めればいいのです。神はいつでも待っていてくれますから。 ; 大原みちる : うう~ん……あたし、いきます! ; クラリス : はい。では、みちるさんのお話、聞かせてください。 ; 大原みちる : 神様……あたし、食べちゃいました。この世のありとあらゆるパンを、たーっくさん! ; 大原みちる : あたし、生まれてこの方、来る日も来る日もパンを食べつづけています。一日たりとも、パンを食べなかった日はありません。 ; 大原みちる : ……パンは、すごく美味しいんです。ついつい限界を超えて、食べすぎてしまうほどに! ; クラリス : みちるさんの懺悔は、パンを食べすぎてしまったことですか? ; 大原みちる : いいえ。パンが美味しすぎて……本当にすみませんでしたっ! ; 大西由里子 : おお……そのブレなさ、最高だじぇ! ; クラリス : パンはとても美味しいですよね。豊かな小麦の香りと、ふわふわでサクサクな食感。ひと口いただくだけで、幸せが広がります。 ; 大原みちる : そうですよねっ!クラリスさんなら、わかってくれると思ってました! ; クラリス : もちろんです。神は、その美味しさを……いえ、貴方をお許しになるでしょう。 ; 大原みちる : よかった~!それから、今日差し入れにオススメのパンをたくさん持ってきたんです!すみません!あとでみんなで食べましょう♪ ; クラリス : それはそれは……楽しみですね♪ ; 大西由里子 : 美味しいものってほんと罪だよね。わかるじぇ〜。 ; クラリス : まったく本当に……ああ、では続いて由里子さん、よろしければお聞かせください。 ; 大西由里子 : あたしの、懺悔……。う~ん……。 ; 大西由里子 : 目につくものすぐに受け攻めで分けたがるとか、リバでもなんでも美味しくいただける雑食だとか、スポーツをたまーに邪な目で見てるとか……正直いくらでもある! ; 大西由里子 : だからもう、そういうの全部ひっくるめて、あたしの存在そのものが生きる業だじぇ!懺悔っ! ; クラリス : まあ……! ; 大原みちる : 背負ってますね〜!パンでも食べてフゴフゴしましょう!はい!フゴフゴ用のパンをどうぞ! ; 大西由里子 : フゴフゴ……まあダテに腐ってるわけじゃないのよ。毎日のチリツモがね〜フゴゴ。 ; クラリス : ……たとえ、どんなに大きな業を背負っていようとも、由里子さんの心根が美しいことは、神も知っています。貴方をお許しになることでしょう。 ; 大西由里子 : 神様……!寛大なお方でよかった~!あたしは、これからも業を背負って生きていく! ; クラリス : ふふ……正直に話してくださって、ありがとうございました。真っすぐに生きる姿、神はいつでも見ていますよ。おふたりに、この先も天のご加護がありますように。 ; 大原みちる : せっかくですし、クラリスさんの懺悔も聞かせてください! ; クラリス : えっ……! ; 大西由里子 : うんうん。いつも聞いてもらってるし、たまにはポジションチェンジも熱いじぇ~。 ; クラリス : ……わかりました。私も懺悔いたしましょう。 ; クラリス : それは、昨晩のことです。夜更けに目が覚めた私は……誘惑に負けて……食べてしまいました。 ; 大原みちる : パンですか? ; 大西由里子 : 深夜の罪っていったら、ラーメンじゃない? ; クラリス : いえ、いただきもののホールケーキを……2切れほど……。 ; 大西由里子 : ホールケーキまるごといったのかと思ったじぇ。 ; 大原みちる : ホールケーキパンなら、まるごとでも余裕ですけどね! ; クラリス : あら……そのような素敵なものがあるんですか? ; 大原みちる : どんなパンも、作ればありますっ! ; クラリス : 素晴らしいですね、ぜひ食べてみたいものですわ。……ああ。私ったら、また……。 ; 大西由里子 : いいんだじぇ~、クラリスさん。神様は、罪深いあたしたちを…… ; 由里子・みちる : 許してくれるじぇ!許してくれますっ! ; クラリス : おふたりとも……。ええ、そのとおりですね。神は慈悲深い存在ですから。私も常にそうありたいものです。 ; クラリス : さて、私たちのお話はこのくらいにして、そろそろ本題に参りましょうか。リスナーのみなさんの懺悔を聞いていきましょう。 そして今日もまた、数多くの懺悔が聞き届けられた......