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ススメ!シンデレラロ→ド(服部瞳子編)
2021/3/11〜3/17に開催されたススメ!シンデレラロード(服部瞳子編)のコミュ第1話および第4話に出演している
第1話
レッスン室に場面が移ってからのシーン
レッスン室
- 服部瞳子
- あ〜♪……はあ。
- 服部瞳子
- (ダメだわ、全然。こんなのじゃ……)
コンコン
- ヘレン
- ヘーイ!励んでいるかしら!
- 木村夏樹
- おっ、やってんな。
- 服部瞳子
- あら?どうしたのみんな。
- 松永涼
- 歌劇のオーディションを受けるんだろ?アタシたちで手伝えることがあれば、と思ってさ
- クラリス
- もちろん、トレーナー様と研鑽を積まれるとは思うのですが、自主レッスンの時などは誰かと行ったほうが、気付きも多く生まれるのではないか……と
- 涼宮星花
- これでも音楽を学ぶ者の端くれ。少しは瞳子さんのお役に立てるはずですわ。
- 服部瞳子
- みんな……。ありがとう……じゃあ、お言葉に甘えてもいいかしら。
- 木村夏樹
- もちろんだ!
- 木村夏樹
- 盲ろうの少女と、その家庭教師の話……なんだよな。
- クラリス
- 元になったお話でしたら、本で読みましたわ。子どもたちにも読み聞かせしたりして……ふふ、懐かしい。
- 涼宮星花
- 大胆な発想ですわよね。全てが音で構成されている歌劇で、主役の設定が難聴……普通は避けますもの。
- 服部瞳子
- そこがすごいのよ……!音が聴こえない少女……でも、彼女の中には音が溢れていたの。彼女だけの音がね。
- 服部瞳子
- 出し方がわからなくて、理解されなかっただけ。暗闇の中、自分の音の中に埋もれていくだけだった少女は、家庭教師の女性の献身によって、光を見つける。
- 服部瞳子
- 徐々に周囲にも溢れ出していく音……。セリフのない歌劇だからこそできる、少女の世界。主役に新人を起用することに って、世界が開けていく様も……
- 松永涼
- 凄いな、研究はばっちりだ。瞳子サン、初演を観に行ってたのか?
- 服部瞳子
- あっ……ええと、そう……ね。注目されていた舞台だから、昔ちょっと調べたのよ。
- ヘレン
- 既に世界を感じているのね、瞳子。で、あれば……あなたもあなたの音を解き放ちましょう。さあ!時間は有限!レッスンタイムよ!
- 木村夏樹
- 音を正しくとることはもちろん大事だろうけど、それだとただのコンサートになっちまうからな。大事なのは、どれだけハートを込められるかってところか。
- クラリス
- 少女に感情の出し方を教える役回りですしね。瞳子さんは基礎はできていらっしゃいますから、感情表現を高めていくのが、きっとよろしいですわ。
- ヘレン
- ……笑いなさい、瞳子。
- 服部瞳子
- えっ?
- ヘレン
- 笑いを、音で出すのよ。あなたの世界の笑いの音を、まずは聞かせてちょうだい!
- 服部瞳子
- わ、わかったわ……! あ〜はは〜っは〜あはは〜っ♪
- 松永涼
- もっとだ、瞳子サン!アンタの全力の笑いは、そんなお上品なだけのものなのか!?
- 木村夏樹
- あははっ!あはは〜はははは〜っ!!……こんくらい、出してみようぜ!
- 涼宮星花
- 次は伴奏もつけて、いってみましょう♪ 心のままにお出しください。あ、ご安心くださいね、即興伴奏もたしなんでおりますので。
- 服部瞳子
- もっと、出す……。じゃあ、いくわ。すう……あははは〜つ!あはっは〜♪ あはっははっははは〜!
- ヘレン
- その調子よ!!
数時間後
- 服部瞳子
- みんな、こんな遅くまで付き合ってくれてありがとう。
- 涼宮星花
- 気にしないでくださいませ。わたくしたちがお手伝いしたくてやっていることですから。
- 松永涼
- そうだよ。だから、アタシたちを使ってやる、くらいの気持ちでいてくれていいからな。
- 服部瞳子
- 好意で手伝ってくれる人たちに、そんなこと思ったりしないわ。
- 木村夏樹
- そのくらいの心持ちでってことさ。しばらく自主レッスンはここでするんだろ?時間見つけて、また手伝いにくるよ。
- クラリス
- 今日はご都合が合いませんでしたけど、他にもお力添えができれば、という方もいらっしゃいます。ご迷惑でなければサポートをお任せください。
- ヘレン
- このヘレンがついているのだから、大船に乗った気持ちでいなさい。
- 服部瞳子
- ……ありがとう。大体ここにいるから、時間があったら、こちらこそお願いしたいわ。
第4話
1セリフしかないため抜粋
休憩室
- 三船美優
- 大丈夫でしょうか、瞳子さん。最近ずっと、遅くまでレッスン室に入るみたいですけど……。
- 和久井留美
- 少しの空き時間も、戻ってきてレッスンしてるみたいね。体調管理をできる人のはず、だけれど……さすがに根を詰めすぎているように見えるわ。
- 三船美優
- 声をかけるか、プロデューサーさんに相談……あっ。
- 松永涼
- おや、どうしたんだいおふたりさん。自主レッスンでもしにきたのかい?
- 和久井留美
- いえ、瞳子さんはどうしてるのかしら、と思って。ここ最近すごく……頑張っているみたい、だから。
- 仙崎恵磨
- すごいよな、瞳子さん!あそこまで真剣に頑張ってて……なんでも手伝ってやりたくなるよ。
- クラリス
- レッスン量の分、上達も目覚ましいですものね。報われていただきたいと、私も祈っております。
- 木村夏樹
- ……やりすぎてないか、心配ってところかな?
- 三船美優
- そう、ですね。何事にも真剣すぎるくらい、ひたむきになられる方ですから。
- 木村夏樹
- そうだな。……なんていうか、休んでると不安な時期ってのはあるんだよ。きっと瞳子さんは今、それなんじゃないかな。
- 松永涼
- 時にはやりすぎてもいいと、アタシは思う。たとえ倒れたとしても、あのときどうしてやりきらなかったんだって……そんな後悔は、苦しいだけだから。
- 木村夏樹
- アタシたちも倒れさせたいわけじゃないし、プロデューサーさんだって瞳子さんを見てる。だから、もう少しだけ見守ってもいいんじゃないかな。
starlight/events/road-toko.txt · 最終更新: 2024/01/04 20:02 by Lynx